どうも北海道で木こりやってるごんたです
作業中に「あれ、チェーンが外れた…」ってなったこと!!ありませんか?
正直に言うと僕も15年やっててこれ何回もやらかしてます。
焦って無理やり戻そうとして、余計に手間取ったこともあります。
この記事を読めばチェーンが外れる・たるむ原因7つと、安全な確認手順そして「これはもう部品交換のサインだな」って判断基準まで、現場目線でわかるようになってます。
結論から言うと:チェーンが外れたら即電源オフ。張り・ガイドバー・スプロケット・オイルの4点を順に見れば、原因は大体特定できます。

- チェーンソー本体の選び方はこちら↓

チェーンが外れる原因は?結論から言うとコレ
原因は大体次の4つのどれかです!!
- チェーンの張り調整不足
- ガイドバーやスプロケットの摩耗
- 固定部(サイドカバー)の緩み
- チェーンオイルの供給不良
「なんか知らんけど、また外れた…」って人はたぶんこの4つのどれかを見落としてます。
順番に確認していけば原因は特定できますよ
【体験談】氷点下の現場でチェーン脱落!!原因はオイル不足と溝の摩耗だった
2024年12月北海道の厳冬期の現場でのことです
チェンソーを回していたら、突然「ガシャン!」と鋭い音が響き、チェーンがガイドバーから外れました。
その日の気温はマイナス5度近く
手がかじかんでまともに工具も握れない中、凍える手で原因を探るとガイドバーの溝がグラグラに開いていました。 3年近く使い倒していたガイドバーの寿命です。
実は前日から「チェーンオイルの出が少し悪いな」と感じていたのを無視して作業を続けていました。
オイル不足で金属同士の摩擦熱が上がり、ガイドバーの溝(レール)が一気に摩耗・変形してしまっていたんです。
急いで片道2時間かけて農機具店へ走り新しいガイドバー(1万5,000円)を購入しました。
出費も痛いですが何より「移動と修理で作業予定が丸1日潰れたこと」がプロとして一番の痛手でした。
「まあ大丈夫だろう」という月イチ点検のサボりとオイル不足の放置。15年やっているプロの私でも油断するとこうした痛い目を見ます。
実は僕だけじゃない。同僚たちも同じ失敗をしています
あの日、最初は単純な「ガイドバーの寿命(摩耗)」だと思っていました。
でも振り返ると、オイルの供給不良が摩耗を一気に加速させていたのが本当の原因です。
実際うちの現場でも「オイル入れ忘れでバーを焦がした」「穴の詰まりに気づかずチェーンを飛ばした」「冬に夏用オイルを使って先端ギアを傷めた」といった同僚の失敗談は後を絶ちません。
プロの現場ですら起きるこのトラブル一体どうすれば防げるのか。
まずは実際にあった3つの事例を見てください
【現場コラム】同僚たちのオイル不足の失敗談3選
自分だけの話にしても説得力に欠けるので、うちの現場で実際に起きた3つのケースも共有します。
① 燃料補給に夢中でオイル忘れ!焼き付いて白煙が上がった日
後輩の若手が、広葉樹の伐倒作業に夢中になっていたときの話です。
ガソリン(混合油)だけを継ぎ足して「よし、次だ!」と勢いよく作業を再開したのですがオイルタンクは空っぽのままでした。
数分後切り株から「キーッ」という異音とともに、白い煙が立ち上りました。
急いでエンジンを止めましたがすでに遅し。
ガイドバーは摩擦熱で真っ黒に焼き付き、チェーンはバーにぴったり張り付いて動かなくなっていました。
買って1週間の新品バーとチェーンを、その日のうちに廃棄することになりました。
「混合油を入れるときは、必ずオイルもセットで補充する」—基本をサボった結果です。
② タンク満タンだから安心の罠!!木くず詰まりでチェーン脱落
ベテランの同僚が「なんか今日、チェーンがやたら伸びるんだよな」と首をかしげていました。
オイルゲージを見るとタンクにはたっぷり入っている
「じゃあ潤滑は問題ないか」と作業を続けたところ突然「ガシャコン」と大きな音を立ててチェーンが外れました。
原因はガイドバーの根元にある小さなオイル吐出孔に、粘り気のあるヤニと微細な木くずが詰まっていたことでした。
タンクが満タンでも出口が塞がれていればオイルは届きません。 摩擦熱で伸びきったチェーンはドライブリンクが変形し、使い物にならなくなっていました。
「タンクの中身じゃなく、チェーンに届いているかを見なきゃダメだ」——現場全員で確認した出来事です。
③ マイナス10度の北海道|夏用オイルが固まってノーズギアを傷めた
これは厳冬期の1月に起きた話です
倉庫に残っていた夏用の粘度が高いオイルを「まあ使えるだろう」とそのまま現場に持ち込んだ仲間がいました。
マイナス10度の中オイルはハチミツ状に固まり、ポンプがオイルをうまく汲み上げられなくなっていたようです。
それに気づかず伐木を続けた結果、一番摩擦がかかるガイドバー先端(スプロケットノーズ)部分に負荷が集中しギアが傷んでしまいました。
北海道の冬場は、冬用(低粘度)オイルへの切り替えをサボると本当に一発でパーツを痛めます。
放置するとどうなる?知らないと危険な理由
「たかがチェーンの外れ」って軽く見てる人多いです!!
でも放置すると次のことが起きます
- キックバックのリスクが上がる(重大な怪我につながる)
- ガイドバーやスプロケットが余計に摩耗して、修理代が数千円〜1万円単位で増える
- 現場で作業がストップして、その日の作業分がまるまる飛ぶ
僕みたいに片道2時間かけて部品を買いに行く羽目になったら往復のガソリン代と時間だけで5,000円以上は溶けます。
月イチの点検で先に防いだほうが絶対に安いです

チェーンが外れる・たるむ原因7つを一覧でチェック
まず全体像を表にまとめました
| 原因 | 起こりやすい症状 | 確認する場所 |
|---|---|---|
| ①チェーンの張り不足 | 作業中にチェーンが浮く | ガイドバー下側 |
| ②サイドカバーの締め付け不足 | 調整してもすぐたるむ | ガイドバー固定部 |
| ③ガイドバーの摩耗 | 一部分だけ張りが変わる | バー溝・先端部 |
| ④スプロケットの摩耗 | チェーンがうまく回らない | 駆動部 |
| ⑤チェーンの伸び | 張っても短時間でたるむ | チェーン全体 |
| ⑥チェーンの取り付けミス | 回転しない・外れやすい | 刃の向き・溝 |
| ⑦オイル不足・供給不良 | 異常発熱・摩耗・白煙 | オイルタンク・給油口・吐出孔 |
①② まず疑うべきは「張り」と「固定部」
張り不足は一番よくあるやつです。ガイドバーの下側でチェーンが垂れてないか、まず見てください。
調整してもすぐ緩むなら、サイドカバーの締め付けを疑ってください。ナットの緩みだけのことも多いです。
- 適正な張り具合は機種で違うので最終的には取扱説明書の基準を優先してくださいね

③④ ガイドバー・スプロケットの摩耗は「消耗品」と割り切る
僕がやらかしたのがこれです。
バーの溝が広がると、一部分だけ張りがおかしくなります。
スプロケットが摩耗すると、駆動部から異音がしたり、チェーンが外れやすくなったりします。
どっちも消耗品なので、壊れたら交換じゃなく摩耗してきたら交換くらいの感覚でいたほうが結果的に安く済みます。

⑤⑥ チェーンの伸びと取り付けミス
長く使ったチェーンは、調整してもすぐたるむようになります。
これは寿命のサインです。
取り付けミスは、刃の向きを逆に入れてしまうケースが多いです。
回転しない、外れやすい場合は一度外して向きを確認してください。
⑦ オイル不足・供給不良は「地味だけど一番効く」原因
タンクにオイルが入っていても吐出孔が詰まっていれば意味がありません。
上の同僚の失敗談3つのうち、2つはこのパターンです。
「入れてるのに届いていない」ケースが実は一番見落とされがちです。
僕は給油のたびにオイルタンクの残量と実際にチェーンが濡れているかの両方を見る習慣をつけてから部品の減りが明らかに遅くなりました。


安全に確認する7ステップ
チェーンが外れた・たるんだときは、この順番で確認してください
- スロットルを戻し、エンジンを停止する
- 電動式はバッテリーを外す
- チェンブレーキを作動させる
- 厚手の作業用手袋を着ける
- チェーン・ガイドバー・サイドカバーの破損を目視確認する
- 固定ナットの緩みを確認する
- 異常があれば、無理に再装着せず使用を中止する
刃は電源を切っていても鋭いです
絶対に素手で触らないでください!!
- 調整ネジの位置や締め方はメーカー・機種で違うので、最終的な作業は取扱説明書を確認してくださいね

チェーンが外れたまま使ってはいけない症状
次のどれかに当てはまったらその日は使用中止です
- チェーンが切れている
- 刃が欠けている
- ガイドバーが曲がっている
- スプロケットの歯が摩耗・欠損している
- サイドカバーやチェーンキャッチャーが破損している
- オイルが出ない、または吐出孔が詰まっている
- 調整してもすぐたるむ
- 原因がはっきりしない
原因が分からないまま再装着して使うのは一番危ないパターンです
修理店に相談してください
- チェーンソー作業用の防護ブーツを確認する↓

メンテナンス用品の比較

| 商品 | 用途 | 購入前の確認ポイント |
|---|---|---|
| 純正チェーン | 交換用 | ピッチ・ゲージ・コマ数 |
| チェーンソー用ヤスリ | 刃の手入れ | チェーンサイズ |
| チェーンオイル(夏用・冬用) | 潤滑 | メーカー指定・季節 |
| ガイドバーレンチ | 整備用 | 本体対応サイズ |
| メンテナンスブラシ | 溝・吐出孔の清掃 | 毛の硬さ |
| 防振手袋 | 作業時の手の保護 | サイズ・用途 |
- 林業向け安全靴の選び方はこちら↓

チェーンはチェーンソー用というだけでは合いません! ピッチ、ゲージ、ドライブリンク数を本体の型番から確認してから買ってください。
参考URL(引用・説明用)
- ハスクバーナ公式「適切なソーチェンの選び方」(ピッチ・ゲージ・ドライブリンクの解説)
https://www.husqvarna.com/jp/learn-and-discover/choosing-the-right-chainsaw-chain/ - STIHL公式 MS 201 TC-M 製品仕様ページ
https://www.stihl.com/STIHL-power-tools-A-great-range/Chainsaws/Arborist-saws/243594-140/MS-201-TC-M.aspx
僕は昔ここを適当にやって1回買い直しました(3,500円の無駄です)
冬場の作業がある人は夏用オイルを使い続けないよう注意してください 上の失敗談③の通り粘度が合わないオイルは吐出不良の直接原因になります
- 林業を長く続けるための道具一式を見る↓

まとめ

- チェーンが外れたら、まず電源オフ・バッテリーを外す
- 原因は張り・固定部・摩耗・伸び・取り付けミス・オイル不足の7つに大体分類できる
- 「タンクにオイルがある」だけで安心せず、吐出孔の詰まりや季節に合ったオイルかも確認する
- 調整してもすぐたるむなら、ガイドバーかスプロケットの摩耗を疑う
- 破損や異音があるなら、その日は使用中止
- 部品を買うときは、本体の型番・ピッチ・ゲージを必ず確認する
よくある質問(FAQ)
Q. チェーンソーのチェーンがすぐたるむのはなぜですか?
チェーンの伸び、ガイドバーやスプロケットの摩耗、固定部の緩み、張り不足のどれかが原因です。何度調整してもたるむ場合は使用を中止してください。
Q. チェーンが外れたら自分で戻していいですか?
電源を完全に切り、バッテリーを外すなど安全を確認した上で、破損がないか点検してください。異常があれば、再装着せず修理店に相談してください。
Q. チェーンを張りすぎるとどうなりますか?
チェーンやガイドバー、スプロケットに負担がかかり、回転不良や異常発熱につながることがあります。機種指定の張り具合を守ってください。
Q. チェーンの交換時期はいつですか?
刃が大きく摩耗している、破損している、調整してもすぐたるむ、切断性能が落ちている場合は交換のサインです。
Q. チェーンソー用チェーンはどれでも使えますか?
使えません。ピッチ、ゲージ、ドライブリンク数が機種に合う必要があります。購入前に本体の型番を確認してください。

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