どうも、北海道で木こりやってる「ごんた」です
「林業始めるんだけど、チェーンソーって何買えばいいの?」
「種類多すぎて、正直わけわからん…」
おれもな、15年前に林業始めたとき、まったく同じこと思ってた。
で、よくわかんないまま最初に買ったチェーンソーが大失敗。
排気量デカすぎて重いし、取り回し最悪で、毎日ヘトヘトだった。
あのときの自分に教えてやりたいわ、マジで
この記事では、林業歴15年のおれが実際に山で何台も使い倒してきた経験をもとに、初心者が失敗しないチェーンソーの選び方を本音で解説する。
排気量の選び方、メーカーの違い、ガイドバーの長さ、そして「結局どれ買えばいいの?」っていう答えまで、全部書いた。
最後まで読めば、自分にピッタリの1台が見つかるはずだ。
チェーンソー選びで最初に決めるべき3つのこと
チェーンソーって、ネットで調べると情報が多すぎて頭パンクするよな。
でも、最初に決めるべきことは実はシンプルで、たった3つだけだ。
① 動力タイプを決める(エンジン式一択の理由)
チェーンソーには「エンジン式」「バッテリー式」「電源式」の3タイプがある。
正直に言う。林業やるなら、エンジン式一択だ。
バッテリー式も最近はだいぶ性能上がってきたけど、山ん中で1日中使うことを考えると、パワーと稼働時間でまだエンジン式には敵わない。枝打ちとかサブ機としては全然アリだけどな。
電源式は…林業では使わないから忘れていい。
② 自分が切る木の太さを把握する
これがめちゃくちゃ大事。チェーンソーのスペックは「切る木の太さ」で決まると言ってもいい。
- 枝打ち・除伐がメイン → 直径20cm以下
- 間伐がメイン → 直径20〜40cm
- 主伐(大径木)がメイン → 直径50cm以上
自分が現場でどんな木を相手にするか、まずそこをハッキリさせよう。
③ 予算をざっくり決める
林業用のプロ向けチェーンソーは、正直安くない。
- エントリークラス(35cc前後):5〜8万円
- ミドルクラス(40〜50cc):8〜12万円
- ハイエンド(60cc以上):12〜20万円以上
「安いの買って後悔する」より「ちょっと頑張って良いもの買う」方が結果的にコスパいいってのが、おれの15年の結論だ。
💡 ごんたのワンポイント:初心者は「大は小を兼ねる」と思って排気量デカいのを買いがちだけど、重くて取り回し悪くて後悔するパターンがめちゃくちゃ多い。最初は中排気量クラス(40〜50cc前後)が一番バランスいいぞ。
排気量別の選び方|現場で必要なパワーの目安
排気量はチェーンソー選びの「核」になる。
ここ間違えると毎日の作業がキツくなるから、しっかり理解しておこう。
排気量と作業内容の対応表
| 排気量 | ガイドバー長 | 対応できる木の直径 | 主な用途 | 重量目安 | おすすめ度(初心者) |
|---|---|---|---|---|---|
| 25〜35cc | 25〜35cm | 〜25cm | 枝打ち・除伐・樹上作業 | 2.5〜4.0kg | ★★★(サブ機に◎) |
| 40〜50cc | 35〜50cm | 25〜50cm | 間伐・玉切り・薪作り | 4.0〜5.5kg | ★★★★★(最初の1台に最適) |
| 50〜60cc | 40〜60cm | 40〜60cm | 間伐〜主伐 | 5.0〜6.5kg | ★★★★(慣れてきたら) |
| 70cc以上 | 50cm以上 | 60cm以上 | 大径木の主伐 | 6.5kg以上 | ★★(上級者向け) |
初心者に40〜50ccクラスを推す理由
おれが初心者に一番おすすめするのは40〜50ccクラスだ。
理由は3つ。
- パワーと重量のバランスが最高:1日中振り回しても腕がもげない重さで、間伐に十分なパワーがある
- 汎用性が高い:枝打ちから中径木の伐採まで1台でカバーできる
- 初心者でも扱いやすい:キックバックの制御もしやすいサイズ感
林業1年目の頃の体力で70ccクラス振り回すのは、正直しんどいと思う。
体力に自信があっても、まずはこのクラスから始めた方がいい。
林業は体力勝負。チェーンソーの重さで疲れが蓄積すると、集中力が落ちて事故の原因になる。「軽さ=安全」だと思ってくれ。疲労回復の方法も知っておくと、長く現場で活躍できるぞ。→疲れが取れない人がやるべき10のこと
スチール vs ハスクバーナ|結局どっちがいいのか問題
チェーンソーの世界で避けて通れないのが「スチール派?ハスクバーナ派?」問題。
おれの周りでもしょっちゅう話題になる。
両メーカーの特徴を正直に比較
| 比較項目 | スチール(STIHL) | ハスクバーナ(Husqvarna) |
|---|---|---|
| 本社 | ドイツ | スウェーデン |
| エンジン特性 | 粘り強いトルク型 | 高回転・加速重視 |
| 重量 | やや重め(堅牢設計) | 軽量設計が多い |
| メンテナンス性 | 部品の入手しやすさ◎ | AutoTune機能で調整ラク |
| 購入方法 | 対面販売のみ(ネット不可) | ネット購入も可能 |
| ラインナップ | 非常に豊富 | 主要クラスを網羅 |
| 価格帯 | やや高め | 同等〜やや安め |
| 国内サポート | 代理店網が充実 | 代理店あり |
おれが両方使ってみた正直な感想
15年の間に両方使い込んだけど、正直に言うとどっちも良い。
身もフタもないけど、これが本音だ。
ただ、あえて違いを挙げるなら:
- スチールは「粘る」感じ。太い木にガイドバーを食い込ませたとき、回転が落ちにくい。大径木メインの現場では頼もしい。
- ハスクバーナは「キレがいい」感じ。加速が速くて、中径木をサクサク切りたいときに気持ちいい。AutoTune機能でキャブレター調整いらず
初心者へのおれの結論:地元に信頼できる販売店・修理店があるメーカーを選べ。性能差よりアフターサポートの差の方が、実際の現場では100倍大事だ。故障したとき、すぐ診てもらえるかどうかで仕事に影響するからな。
国産メーカー(ゼノア・新ダイワ・共立)も選択肢に入れてOK
やまびこグループ(ゼノア・新ダイワ・共立)の日本製チェーンソーも、林業現場ではしっかり使われてる。
- ゼノア G5201P:大径木対応のパワフルモデル
- 共立 CS252T:クラス最軽量2.3kgで樹上作業に最適
- 新ダイワ SE3401-400PX:日本の高温多湿に対応した設計
国産の良いところは部品供給の安心感と、日本人の体格に合った設計。
スチール・ハスクバーナにこだわらなくても、良い選択ができるぞ
ごんた一押しはこれ👇
失敗から学んだチェーンソー選びの教訓
ここで、恥ずかしい失敗談を話す。
これからチェーンソーを買うやつの参考になれば。
最初の1台で70ccを買って大後悔した話
林業始めて最初にもらったアドバイスが「どうせ買うならデカいの買っとけ」だった。
先輩の言葉を真に受けて、70ccクラスのチェーンソーを購入。
結果、毎日地獄だった。
- 重量7kg超えを1日中振り回して、腕と肩がバキバキ
- 枝打ちのときに取り回しが悪すぎて効率ダダ下がり
- 疲労で集中力が切れて、危うく大怪我しそうになったことも
結局、半年後に40ccクラスを買い直して、世界が変わった。「なんで最初からこれ買わなかったんだ…」って本気で思ったよ。
安物のチェーンソーで痛い目にあった同僚の話
逆のパターンもある。同僚がホームセンターで2万円くらいのチェーンソーを買ってきた。
「安いし、これでいいっしょ」って言ってたけど、1週間で:
- パワー不足で木にガイドバーが挟まる
- チェーンの目立てをしても切れ味がすぐ落ちる
- 振動がひどくて手がしびれる
結局すぐに使い物にならなくなって、プロ用を買い直してた。安物買いの銭失いってまさにこのことだ。
教訓まとめ
- 最初の1台は中排気量クラス(40〜50cc)が正解
- プロ用メーカーのエントリーモデルを選べ(ホームセンターものはNG)
- 「大は小を兼ねる」は通用しない(特にチェーンソーでは逆効果)
初心者におすすめのチェーンソー3選
ここまでの内容を踏まえて、おれが初心者に本気でおすすめする3台を紹介する。
① スチール MS 261 C-M(50.2cc)―― 迷ったらコレ
おれが「1台だけ選べ」って言われたら、迷わずこれを推す。
- 排気量50.2ccで間伐から中径木伐採まで余裕
- M-Tronic搭載で、気温や標高に合わせてエンジン自動調整
- 北海道の冬でも始動性が良い(これマジで大事)
- 重量4.9kgで取り回しもいい
デメリットは価格:0万円超えるから、最初の出費としては痛い。
でも、5年10年使えるから長い目で見れば安い。
おれの周りのベテラン勢も、けっこうな割合でこれ使ってる。
信頼性は折り紙付きだ。
② ハスクバーナ 550XP Mark II(50.1cc)―― 軽さ重視ならコレ
スチール派のおれが認める、ハスクバーナの名機。
- 50.1ccながらクラス最高レベルの軽さ
- AutoTune 3.0でキャブレター調整が完全自動
- 加速が速くて中径木をサクサク切れる
- メンテナンス性も高い(分解しやすい設計)
デメリットは、スチールと比べるとトルクの粘りがやや弱い印象。大径木にはちょっと物足りないかも。
でも、間伐メインの現場なら文句なしの1台だ。
③ ゼノア GZ4350EZ(45.6cc)―― コスパ最強の国産機
「海外メーカーはちょっと…」って人には、国産のゼノアがおすすめ。
- 45.6ccで必要十分なパワー
- 人間工学に基づいた設計で疲れにくい
- 国産ならではの部品供給の安心感
- 価格も海外メーカーより控えめ
デメリットはスチール・ハスクバーナと比べるとブランド力が弱く、情報が少ないこと。でも性能は全然負けてないぞ。
チェーンソーと一緒に揃えるべき安全装備
チェーンソーだけ買って満足するなよ。安全装備をケチると、マジで命に関わる。
最低限必要な5つの装備
| 装備 | 必要性 | 予算目安 |
|---|---|---|
| ヘルメット(バイザー・イヤーマフ付き) | ★★★★★ 必須 | 8,000〜15,000円 |
| チャップス(防護ズボン) | ★★★★★ 必須 | 15,000〜30,000円 |
| 防振手袋 | ★★★★★ 必須 | 3,000〜8,000円 |
| 安全靴(チェーンソーブーツ) | ★★★★★ 必須 | 15,000〜30,000円 |
| 保護メガネ | ★★★★ ほぼ必須 | 1,000〜3,000円 |
ヘルメットとチャップスは絶対にケチるな。おれの知り合いでチャップスに救われたやつを2人知ってる。チェーンソーの刃がチャップスの繊維に絡まって止まるんだ。あれがなかったら足を切断してたかもしれない。
夏場の虫対策と暑さ対策も忘れずに
安全装備も合わせて購入がおすすめ
チェーンソー本体 + 安全装備一式で、最初の投資は15〜25万円くらいになる。けっこうな金額だけど、これは命を守るための投資だ。
スチールもハスクバーナも安全装備のセットを出してるから、チェーンソーと合わせて買うと統一感もあって良い。
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買った後が大事!チェーンソーのメンテナンス基本
いいチェーンソーを買っても、メンテナンスをサボると性能がガタ落ちする。おれが毎日やってることを紹介する。
毎日の作業前後にやること
- チェーンの張り調整:緩みすぎは脱落の原因、張りすぎはチェーンの寿命を縮める
- チェーンオイルの補充:切れ味と寿命に直結する
- エアフィルターの確認・清掃:木くずが詰まるとパワーダウン
- チェーンブレーキの動作確認:命を守る安全装置、毎日チェックしろ
週1でやるべきメンテナンス
- ソーチェンの目立て:切れ味を維持する最重要メンテ。切りくずが粉状になったら目立て時
- ガイドバーの清掃・反転:片減り防止のために定期的に裏返す
- スプロケット(歯車)の摩耗チェック:チェーン2本交換ごとにスプロケットも交換が目安
冬場(寒冷地)の注意点
北海道で林業やってるおれならではの情報だけど、冬のエンジン始動は本当にクセがある。
- 暖機運転は必須:いきなり全開にするとエンジン傷める
- 燃料は新しいものを使う:古い混合燃料は始動性が悪くなる
- チョーク操作を丁寧に:焦ってチョーク引きすぎるとかぶる
M-TronicやAutoTuneが付いてるモデルだと、気温に合わせて自動調整してくれるから、冬場の始動がグッと楽になる。これも初心者にこの機能付きモデルをおすすめする理由の一つだ。
まとめ|最初の1台は「身の丈に合った相棒」を選べ
最後にもう一度、大事なポイントをまとめる。
チェーンソー選びの5つの鉄則
- 林業なら動力はエンジン式一択
- 排気量は切る木の太さで決める(初心者は40〜50ccが最適解)
- メーカーは性能よりアフターサポートで選べ
- 安全装備はチェーンソーと同時に揃える
- 買った後のメンテナンスが性能を決める
チェーンソーは木こりにとって一番の相棒だ。毎日一緒に山に入って、何百本、何千本って木を切る。だからこそ、最初の1台は慎重に選んでほしい。
でもな、考えすぎて買えないのも良くない。上で紹介した3台のどれかを選んでおけば、まず間違いないから。
林業は大変な仕事だけど、その分やりがいもデカい。山で汗かいて、木を倒して、達成感を感じる。そんな毎日がおれは好きだ。
これから林業始める人、一緒に頑張ろうぜ
体を使う仕事だからこそ、体のケアも大事だ。


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