林業を始めた頃は私もまだ20代でした。
あれから15年。40代半ばともなると、肉体労働の疲れは少し休んだくらいでは取れません。
職場の同僚たちからも、同じようなため息を耳にしています。
でも、疲れを溜めたままでは本来のパフォーマンスができませんし、
集中力やパワーが下がって、ケガのリスクも高くなってしまいます。
それで、これまで色々試して、自分なりに良いなと思った方法を10個まとめてみました。
自分と同じように、体を酷使して働くあなたの参考になれば嬉しいです。
肉体労働の疲れをとるには ①睡眠
とにかく寝ないと、肉体労働の疲れは取れません。
多少やることが残っていても、早めにベッドに入って8時間から9時間は寝るようにしています。
何はとにかく、しっかり睡眠を取ることが1番大事だと思います。
とはいえ、疲れているからすぐ眠れるかと思いきや、そうでもないんですよね!
頭もカラダも疲れすぎて
逆に眠れないなんてこともあります。
バタッと倒れ込むように眠りについたものの、夜中に目が覚めてしまって
結局朝まで起きていたなんてこともしょっちゅうです。
朝までちゃんと眠るって難しいですよね。
寝具を変えてみたり、部屋の明かりを暗めにしたりと色々試しましたが
最近は昼間のむコーヒーをカフェインレスのものに変えて、それが良いような感じです。
GABAも一緒にとれるコーヒーなので、それもいいのかも知れません。
味は普通の、少し酸味強めかなって感じのコーヒーで飲みやすいので続いています。
肉体労働の疲れをとるには ②お風呂
肉体労働でヘトヘトになって帰ってきて、もう今日はシャワーでいいや!
ってなる気持ちも分かります。
でも、ちゃんとお風呂で湯船に浸かった方が、ダンゼン疲れは取れます。
翌朝の体の重さが違います。
現場の帰りにいい温泉があったら寄って入ってくるのもいいですね!
温泉に行けない時も、温泉のもとをお湯に入れるだけでも違います。
私のお気に入りはクナイプのバスソルトです。
何かのプレゼントでもらって、ちょっと試しに使ってみたらすごく良くてビックリしたくらいです。
ぬるめのお湯で、じっくり温まると筋肉の疲れが和らいでいくような気がしますし
翌朝起きた時の体の重さが全然違います。
家族にも好評なので、ちょっと高いですが、やっぱり良いものはいいですね。
肉体労働の疲れをとるには ③ リンパマッサージ
全身をリンパマッサージしてもらうと、
翌日、仕事中の足の運びがすごく軽く感じます。
逆にリンパマッサージしなかった翌日は足が上がらないなぁと思いながら山を登っています。
自分でYouTubeなどを見ながらマッサージしてもいいと思いますし
我が家では、妻がリンパマッサージの資格を取ってくれたので、
仕事終わりには毎晩マッサージしてもらいます。
リンパマッサージをすることによって湿布を貼る量が減ったり
体が痛くて整骨院に行ったりするのが減るので
資格取得のための経費を差し引いても、トータルとしては節約になったのではないかと思います。
肉体労働の疲れをとるには ④ 酸素カプセル
アスリートなどがお勧めしている酸素カプセルは、肉体労働者にも有効だと思います。
専門店や地元の整骨院などでも導入しているところがあり、
1000円から2000円で試すことができるので、疲労がピークになる前に行くといいと思います。
何より薬やサプリに頼るのではなく、
自分の体の機能によって疲労回復できるのが良いですよね!
肉体労働の疲れをとるには ⑤ バナナ
作業の合間に食べるおやつ、行動食をバナナにしてみてください!
肉体労働をしている最中にいきなり猛烈に疲れを感じることってありませんか?
ああエネルギーが切れたなって感じる瞬間が、自分はよくあります。
そういう時にバナナを1本食べると一気に元気になる感じがします。
学生時代、部活などで激しい運動した後、よくバナナを食べていたのを思い出しますね。
エネルギーを速攻でチャージできて、美味しいし、バナナはほんとに素晴らしい!
バナナを食べると、力が入らない感じが消えて、眠気もおさまる気がします。
肉体労働の疲れをとるには ⑥ 甘い物を食べすぎない
甘いものを食べすぎないようにすることも
疲れをためないコツだと思います。
甘いものを消化して、吸収するのにもエネルギーが必要だからだそうです。
以前の自分は『疲れた時は甘いものだ!』と言って、
菓子パンやチョコレートやケーキなどを休憩時間にバクバク食べていました。
その後、ズドーンと背中に疲れを感じながら作業していたように思います。
あまりにも大量に甘いお菓子を食べていたので、
家族が心配して手作りのおやつを持たせてくれるようになり、
気づいたら疲れの度合いが変わってきていました。
バナナやサツマイモやおからドーナツなどを、行動食(おやつ)におすすめするのもその体験からです。
体に良いものを取るようにすると、疲労感もだいぶ楽になります。
体は正直ですよね。
肉体労働の疲れをとるには ⑦プロテインをとる
肉体労働の疲れは、やはり筋肉の疲れですから、
筋肉を修復するプロテインを取る事は大切です。
筋肉の元となるような食事をとるようにしつつ、
足りない分をプロテインドリンクで摂取しています。
プロテインを取る事は、メンタル面の回復にも関係があるそうなので、
疲れが取れないと感じたときには、意識的にプロテインを飲むようにしています。
私自身はプロテインを飲みすぎるとお腹を壊すので時々飲む程度ですが、
ささみやおからなど、タンパク質が豊富な食べ物を好んで食べています。
肉体労働の疲れをとるには ⑧ 休憩グッズを充実させる
林業の現場では、8時間から10時間激しい肉体労働するので、
休憩時間も2時間から3時間と長めにとります。
ですので、
休憩時間にどれぐらいリラックスして疲れを取れるかも重要なポイントです。
それで私は休憩グッズをいろいろ変えてよく休めるようにしています。
例えばキャンプ用のブランケットにくるまったり、車に日よけをかけて暗くしたりします。
虫が来ると起こされるので虫除けも必須です。
本当はハンモックもつけたいんです。
せっかく山に入っているのですから、楽しみながら仕事したいですよね。
休憩グッズもどんどんアップデートさせていくと、いい仕事につながると思います!
肉体労働の疲れをとるには ⑨ 味噌汁
昼ごはんには味噌汁を必ず持っていきます。
疲れた体に味噌汁が染み渡って、力がわいてくる気がします。
味噌汁自体にも疲れを取る栄養がありますし、
温かいものをとって飲んで体を温めると疲れが全然違います。
私の同僚たちも、皆、味噌汁を持ってきているので、疲れが和らぐのを実感しているのだと思います。
地味だけど、おすすめの存在ですよ!
私はイワタニのガスバーナーとハスクバーナのマルチポットを持っていって、
現場でお湯を沸かしています。
出来立てアツアツの味噌汁やコーヒーは、疲労のピーク時には格別ですよ!
肉体労働の疲れをとるには ⑩ 副業
肉体労働の疲れが取れないと感じる時、やはり体力の限界や年齢の壁を感じます。
それで、同僚にも新しく入ってくる若い子達にも、モーレツに副業を持つよう勧めています
もちろん、林業の現場にも納期があり、相手(地主)があるので
好きに休んだりできるわけではありませんが、
副業とうまくバランスをとって仕事をすれば
疲れをためたまま無理して肉体労働することを避けることができると思います。
ちなみに副業は、できれば体を使わないものか、趣味の延長でできるものがオススメです。
私が最近取り組んでいるのは、プログラミングや農機具の修理などです。
他にもこれからいろいろ勉強して副業の幅を広げていきたいと思っています。
肉体労働と上手に付き合ながら楽しく仕事を続けていくためにも副業は大切だと感じています。
まとめ
- 睡眠
- お風呂
- リンパマッサージ
- 酸素カプセル
- バナナ
- 甘いものを食べすぎない
- プロテイン
- 休憩グッズを充実させる
- 味噌汁
- 副業
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